吹きガラス講座: 2009年11月アーカイブ

初級講座(7回目)

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11月28日の初級講座の様子をご紹介します。

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さて、6期生の皆さんはいったい何をしているのでしょうか?

手のひらのにおいをかいでいる…わけではありません!!

 答えはこのブログの最後にお知らせします♪

 

・ ・ ・

 

早いもので6期生の初級講座が始まってもう丸2カ月が経ち、

ホットショップでの作業に体が少しずつ慣れてきました!

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吹きガラス講座の前に…まず加工室で前の週に作った作品を確認。

講座の前や後に作品を囲みながら、スタッフも講座生の皆さまとたくさんお話をします♪

先週初めての加工で持って帰った作品をどこに飾ったか、

ご家族や友人の反応はどうだったか、聞いてみました。

 

「玄関に飾って毎日見ています♪」

「母親に見せたら”これ本当にあんたが作ったん?!”とびっくりされました」

 

 これからもたくさん作ってもどんどん腕をあげて、

もっともっとご家族を驚かせてしまいましょうね♪♪

 

・ ・ ・

 

さて、今日からいよいよ「吹き竿」を使用した作業が始まります!

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まずは、吹き竿を使ったデモンストレーションでガラスに息を入れた作品を作ります。

「形を整えて”はし”でくくる」という作業は同じですが、

今回からは「吹いてガラスに息を入れる」という作業が加わります。

吹くときの姿勢や、吹く強さなどの説明をしてもらいました。 

さぁ、いよいよ作業開始!!

 

ひとつ作業が増えても、これまでの基本は変わらないので落ち着いて…

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 高温でまだ柔らかいガラスに息を入れて吹いていきます。

柔らかい状態のガラスは放っておくと重力でどんどん下に垂れてしまうので、

息を入れる時もずっと竿を回さなければいけません。

最初は「吹く」と「回す」をバランスよく同時に行うのが難しいので

ゆがんだ形に膨らみやすいですが、上手に吹けていますね♪ 

 

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かたまりのガラスから、息を入れたガラスになっても、

竿から切り離すための”くくり”という作業は同じです。

慎重にくくり(細いくびれ)を作っています。

 

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できた!

初めての”ブロー”(息を入れること)はどうだったでしょうか?

「難しかったけど、楽しい!」

と、とてもいい笑顔です。来週からも楽しみながら作品を作っていきましょう♪

 

講座が進むにつれて、アシスタントの作業も増えていきます。

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熱いガラスを巻き取った後の竿は、場所によっては触れないくらい熱くなっています。

”パイプクーラー”という水の循環する装置で竿を冷ました後、

竿に付いている水をタオルで吹きとるのがアシスタントのお仕事です。

吹きガラスは、チームワークで作品を作ることが多く、

アシスタントが上手な時は、とても作業がしやすくなります。

また、アシスタントをすることで自分の技術向上にもつながるので、

アシスタントもがんばってくださいね♪ 

・ ・ ・

 

さて、ここからは加工の時間です。

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皆さんのエプロン姿が素敵だったので、思わず写真を撮ってしまいました!

「さあ、磨くぞーーー!」 

 

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回転台を回しながら…「まっすぐになってる???」

「うーーん  …まっすぐに見えるね。」

 と、真剣にチェックをしています。

ガラスの底を削ってまっすぐに立たせるだけでも、最初は難しいんですよー。

 

 講座生作品入れの6期生のカゴは、ガラスの形を整える練習で

これまでにたくさん作ったかたまりでいっぱいです!

底を削って磨いて、ペーパーウエイトに仕上げて毎週必ず1つは持って帰ります。

どんどん削ってどんどん磨いて、飾ったり家族や友人にプレゼントしたり、

素敵な作品をたくさん仕上げてくださいね。

  

・ ・ ・

  

西川先生がしゃがみこんで何かをしています。

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占い師のように、講座生の皆さんの手のひらを覗き込んでいます…。

これはいったい???

 

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「手のひらに息を吹きかけて、ガラスに息を吹き入れる強さを教えているところ」でした!

 

未来館にお越しになるお客様によく

「吹きガラスって肺活量がいるんじゃないの?息を入れるのって大変そう!!」

と質問されるのですが、ガラスが柔らかいうちは

普通に会話をしたりため息くらいの強さでも十分に膨らみます。

 

最初のうちは吹く強さが分からなくて、強すぎたり弱すぎたりしてしまいます。 

そこで、「優しく吹いてください」と言われたらこのくらいの強さ、

「少し強く吹いてください」といわれたらこのくらい、と

実際に息を吹きかけて強さを実感してもらいました。

 

ブログの最初にあった手のひらのにおいをかいでいるように見える写真も、

実は自分で息を吹きかけて、吹く力加減を確認しているところでした。

…知らない人が見たらびっくりしますよね?

 

吹きガラス講座では、時にはこのように笑いとともに吹きガラスのコツを教えています。 

 ちなみに、この息を吹きかける指導法は、西川先生オリジナルで、

どこの工房でもやっているというわけではありません(笑)

 

吹きガラス講座ってなんだか面白そうだな、と思われた方は

お電話にて開講日をご確認の上、ぜひご見学にお越しください♪ (S)

初級講座(6回目)

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初級講座6回目の様子を紹介します。

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今回から吹きガラス制作で重要な“くくり”の練習を始めました!!

くくりを入れて卵型のペーパーウェイトを作りました。

“くくり”とは竿からガラスを切り離し易くするために、

ジャック(はし)というガラス用の道具を使って作品に細いくびれの部分を作ることです。

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始めに、西川慎先生のデモンストレーションがありました。

くくりがきれいに入ると、作品の形もきれいに出来上がります♪

先生がくくるととてもきれいな卵型になるので、講座生の皆さんは驚いていました。

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この先生の作品をお手本にして練習をしました。

 

 

今日はみなさん、いつも以上に真剣に集中して練習していました。

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 来週もこの練習が続くので、頑張ってくださいね♪

 

ホットショップでの練習後、

場所を変えてコールドショップ(加工室)へ。

いよいよ作品の加工がはじまりました!!

 

加工室では作品がまっすぐに立つように

加工機でガラスの底を削って平らにします。

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先生による荒削りから磨きまでのデモがありました。

やすりと同じように荒いものから細かいもので順番に削っていき、

最後はぴかぴかになるまで磨きあげていきます。

 

加工室ではホットショップと違って火を扱わないので火傷の心配はないのですが、

加工機で誤った使い方をするとガラスが割れて怪我をする怖れがあります。

十分に気をつけて作業しなければいけません。

 

加工機の使い方や注意する点などの説明があった後、

いよいよ実際に作品の加工がはじまりました。

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まずは今日、持って帰りたいお気に入りの作品を加工しました。

始めはどきどきしながら慎重に削っていましたが、

何回も削るうちに落ち着いた様子で加工していました。

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加工の途中で回転台の上に置いて、まっすぐ立っているか先生のチェックがはいります。

先生の「OK!」がでたら次の番手へすすみます。

 

最後の磨きが終わって、乾かしてみると…

底がぴかぴかになっていました!!

初めて自分で磨いたガラス作品を嬉しそうに眺めていました♪

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みなさん、初めてのガラス作品をゆっくり家で眺めてくださいね♪ 

来週もまた一緒にがんばりましょう。

初級講座(5回目)

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11月7日(土)の初級講座では、前回の予告(?)通り、

「完成した作品に水をつけ、竿を叩いてガラスを竿から切り離す」

という作業が新しく加わりました。

 

・ ・ ・

 

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先週ガラスをつつくのに使った”ピンサー”(ガラス用の大きなピンセット)

を持って、ベンチの後ろにあるバケツに手を入れます。

その時、ピンサーを握って閉じておくのがポイント。

そうすると、閉じたピンサーのすき間に水がたまります。

水をためたまま、”くくり”という竿から切り離すためのくびれに

ピンサーを近づけて…作品本体に水がかからないようにくびれに水を落とします。

 

簡単そうに見えますが、最初はなかなかうまくピンサーに水をためたり、

狙った所に水を落としたりすることができません。

また、作品本体に水がかかってしまうと、その水で

小さなヒビの模様が出来てしまうので注意が必要です。

 

・ ・ ・

 

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慎重に、慎重に…

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水をくびれに落としていきます。

この水が触れた部分のガラスの温度が下がることで、

このあと竿を叩いてガラスを切り離すためのヒビを入れることができます。

 

・ ・ ・

 

講座中には、時折作業を中断して先生から作業の解説が入ります。

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慣れてくるとだんだんわかってくる、「ちょっとしたコツ」を、

講座生のお一人お一人の動きに合わせて指導します。

この、「ちょっとしたコツ」が体に身に着くとびっくりするくらい

制作がスムーズに進むようになるんですよ♪

 

・ ・ ・

 

さて、ここからは次週から始まる”くくり”の作業の説明です。

”くくり”とは、ジャック(はし)というガラス用の道具を使って

細いくびれの部分を作品に付けることです。

 

ガラスを竿に巻きとったそのままの状態では、竿に一番近い場所のガラスの直径が大きすぎて、

後で水をつけて竿から切り離すときに、叩いた衝撃で本体にヒビが入ってしまいます。

 

そこで、くくりを入れて衝撃に弱い細い部分を作っておき、

その部分に水をつけてヒビをいれ、より弱くした状態で叩いてガラスを切り離します。

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左側の写真では、作品が一本の筒のような形をしていますが…

右側のくくりを入れた後の写真では、くびれが出来て卵のような形になりました。

 

来週は、講座でこのくくりの作業を初挑戦!します。

ガラスの形を変える難しさ、楽しさをご紹介する予定ですので、お楽しみに♪

 

・ ・ ・

 

初級講座も、5回目が無事に終了しました。

講座生の皆さまも、未来館に通うことや吹きガラスの動きに

少しずつ体が慣れてきた頃でしょうか。

「やっと少しずつ体が慣れてきたけれど、覚えることがたくさん

あってまだまだ大変!でもそれも楽しんでいます」

という感想を頂きました。

ご夫婦で参加されている方は

「行き帰りや普段の生活でガラスの話をすることが増えた」とのこと。

帰りに焼野海岸の防波堤で釣りを楽しんで帰られたそうです。

これからも楽しんで行きましょうね~~~♪

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