吹きガラス講座: 2010年10月アーカイブ

初級講座(3回目)

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初級講座(3回目)

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今回は、一人で竿を回しながらガラスの形を整える練習をしました。

前回学んだ竿の持ち方とベンチへの入り方をふまえて、

いよいよガラスを巻いて実践です。

 

始めに西川慎先生から紙リンの使い方の説明がありました。

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紙リンとは新聞紙を折り曲げて水をたっぷり含ませたガラス制作用の道具で、

この道具を使ってガラスの形を整える事が基本の作業となります。

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手の位置は竿に対して真っ直ぐ向けて、

後からゆっくりと肘を外へ出して斜めに紙リンを当てていきます。

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紙リンが当たる角度を変えることで、ガラスの形を卵型に整えていきます。

右手は紙リンで形を変える作業を行い、左手は竿を回していきます。

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こちらが、今回目標とするガラスの形です。

この形が吹きガラス制作での基本の形となります。

 

講座生の皆さんは、動きの真似をしたり見やすい位置に動いたりと

西川慎先生のデモを熱心に見られていました。

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先生は簡単にこの作業を行っているのですが、

右手と左手が違う作業で慣れない動きをするので始めとても難しい作業となります。

さて、講座生の皆さんはどうでしょうか…

 

いよいよ本番です!!

 

まず始めにガラスを巻いていない状態で

先週の覚えた竿の持ち方とベンチへの入り方を復習し、

今日から新しく使う紙リンの使い方をイメージしながら練習しました。

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このイメージトレーニングが大切で2、3回繰り返して体を慣らしていきます。

左右違う動きなので始めはぎこちない感じでしたが、

何回か繰り返すうちに肩の力がぬけて

少しずつ左右別々の動きができる様になられていました。

 

動きに慣れてきたらいよいよ、ガラスを巻き取っていきます!

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まずは、ガラスを巻いて…

 

紙リンでガラスの形を卵型に変えていきます。

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右手は紙リンを持ってガラスの形を変えて、左手は竿を回す…

先生やスタッフが何度も声をかけながら、

講座生の皆さんはそれをイメージしながら動きを覚えていきました。

練習を繰り返す内に一人でこの作業が出きる様になられていました。

今年の講座生さんも素晴らしい!皆さん優秀です!

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皆さん勉強熱心で先生に質問したり、

何か学ぼうと真剣に先生のデモを見られていました。

この姿勢がガラス制作を学ぶ上でとても大切なので、

これからもこの調子で頑張っていきましょう。

 

来週はガラスを削って磨く加工の作業も始まると思いますので

皆さんお楽しみに♪

 

                                  ( N )

初級講座(2回目)

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初級講座(2回目)

今回は、吹きガラスで使う竿の持ち方と、ベンチ(作業台)の入り方を学んだ後、

実際にガラスを巻いて制作もする、盛りだくさんの内容をお伝えします。

 

まず竿の持ち方です。

初めはガラスが付いていない状態から練習を始めます。

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まずパイプウォーマーという、予め竿を温めておく場所から竿を取ります。

左手は竿の中心を持って安定させます。

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今はガラスが竿の先にガラスがついていませんが、

ガラスが付いているものと考えて竿は常にくるくると回します。

 

次はベンチ(作業台)に入る練習です。

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竿が長いので、ベンチの出入りは少し工夫が必要なのです!

竿先をベンチの端に乗せ、扉を開けるようにベンチの中に入ります。

 

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ベンチに入ったら、紙リン(濡れた新聞紙)を使ってガラスを整える練習です。

竿の動きを止めると、ガラスが垂れてしまうので、竿は前に後ろに回し続けます。

 

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ベンチの作業が済んだら、また扉を開けるようにして外にでます。

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ガラスは外気に触れると冷めてしまうのはもちろん、

道具で触っても冷めてしまうので、ベンチの向かい側にある

グローリーホール(ガラスを温め直す場所)に入って、熱を戻す必要があります。

作業中は、ベンチとグローリーホールの往復が基本になりますので、

ガラスを巻いていない状態で何度も練習を繰り返します。

 

さて、いよいよガラスを巻きますよー!

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本番の前に、ガラスを巻き取る様子をシュミレーションでご覧いただきます。

手前が窯の内部です。

水が入ったバケツが、ガラスが熔けているポットのイメージです。

穴の開いたフタのヘリに竿を置いて安定させてから、ガラスの液面まで竿を入れます。

竿がガラスの液面に付いたら、一回転以上回してガラスをすくい取ります。

イメージとしては、はちみつが竿先にまとわり付いてくるような状態です。

 

さて、しくみが理解できましたら、いよいよ本番!

今回はたまご型のペーパーウェイトを作ります。

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ガラスを一回だけ巻いた状態です。

この後、作る大きさに合わせて巻く回数を増やしていきます。

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これは三回目を巻いた時です。

ガラスを巻いた分だけ、竿は重くなりますので熱さと重さとの勝負!!

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ガラスを巻いた後はパイプクーラーを使って

熱くなった竿を十分に冷まします。

1200度の窯の中に金属の竿を入れているので、

少しの時間でも窯に入れれば、素手で持てないくらい熱を吸収して熱くなる訳です。

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三回目を巻いて、紙リンで形を整えています。

最初は緊張して顔がこわばってしまう方が多いのですが、

この講座生さんは良い表情ですね~☆

このあと、ペーパーウェイトを除冷炉の中に入れて完成です!

一日かけてゆっくりとガラスを冷まして、次週は作品がまっすぐ立つように

底を平らにする加工を行います。

次回は加工の様子をレポートします。

・ ・ ・ ・ ・

今回の講座はここまでです。

来週も、ベンチの出入りと竿の持ち方の練習は継続して行います。

何回も練習すれば、体が覚えていきますよ!

ガラスを触る時間を少しずつ増やして、暑さにも慣れていきましょうね。

来週も頑張りましょう☆ (M)

10月9日の土曜日に、第7期 吹きガラス初級講座がスタートしました!

 

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まずは、講座生の皆様とスタッフの自己紹介から。

講座を受講するきっかけやこれからの抱負など、いろいろなお話を伺うことができました。

 

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そして、講座といえばコレ!「Myノート」です。

吹きガラス講座のためのノートを作っていただき、

先生の言葉や、道具の名前、作業の工程などをメモしていきます。

最初のうちは良く分からない用語や作業工程も、

半年後や一年後に読み返してみると納得できることがたくさんあります。

気になることをどんどんメモして、これから役立ててくださいね。

 

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まずは、ホールに展示している6期生の皆様の初級講座時代の作品を見学、

そして、ホットショップやコールドショップという施設の説明、道具の説明などを行いました。

 

さて、いよいよ熔けたガラスの熱さを体験します!

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溶解炉の扉を開け、実際にガラスが熔けている所を見ています。

吹きガラスでは、ガラスを1200度で熔かしています。

扉を開けるだけでもすごい熱気!!思わず体がのけぞってしまいますね。

 

今回は見るだけでしたが、次回以降は実際にガラスを巻き取る作業を練習していきます。

7期生の皆さま、心の準備をしておいてくださいね。

 

続いて、熔けたガラスのやわらかさを体験します。

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スタッフがガラスを巻き、池本美和先生がベンチで竿を回します。

竿の先端にあるガラスを、ガラス用のハサミで切ったり、ピンセットでつまんだりするのですが…

思った以上にガラスがやわらかい!!

 

つまんでいるうちにガラスが垂れてきたり、

長く伸びすぎてしまったりと、はじめのうちは悪戦苦闘の様子でしたが、

普段は知ることの出来ないガラスのやわらかさに触れ、

だんだん皆さんの表情も和らいできました。

とってもいい表情の写真が撮れましたよ♪

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全員が2回ずつガラスを切ったりつまんだりした後、

西川慎先生によるデモンストレーションがありました。

カメラを手にシャッターチャンスを狙う女性陣!!!

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さて、いったい何を作っているのでしょうか??

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だいぶ形が見えてきました…

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実は、ガラスで出来た「馬」を作っていました。

ガラスがやわらかい内に作業しないといけないので、

かなり素早い動きでしたが、いい写真が撮れたでしょうか?

 

吹きガラス講座は、今回が7期目となりますが、

講座初日から講座生の方がカメラを持ってこられたのはこれが初めてです!

デモンストレーション中のガラスの形の変化を撮影したり、

吹いている自分の姿を撮影してもらったり、これから色々と役に立ちそうですね。

 

吹きガラス初級講座 第7期生の皆さま、これから半年間よろしくおねがいします。  (S)

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