吹きガラス講座: 2010年11月アーカイブ

初級講座(7回目)

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初級講座(7回目)のレポートです。

 まずは、前回制作した『雪だるま』!!

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左側が、これまでに制作した卵型のペーパーウエイトです。

そして右側が先週の雪だるまです。

”くくり” の作業が出来るようになるだけで、制作の幅が広がりました!

この雪だるまを、今週は更に加工で素敵にバージョンアップさせます。

このブログの後半で紹介していますのでお楽しみに♪

 

・  ・  ・  ・  ・

 

 

今回の講座では、10月に初級講座が始まってから初めての

「ガラスを吹いてふくらませる」作業を行いました。

これまでは穴の開いていない竿にガラスを巻き取って卵型のペーパーウエイトを制作していましたが、

今回は竿を穴のあいた「ブローパイプ(吹き竿)」に変えて作業をしていきます。

 

まずはいつものように西川慎先生のデモがありました。

ベンチに座りながら息を入れる方法と、ベンチの外から息を入れる方法を教わり、早速皆さんの番です!

 

まずは、ベンチの中から…。

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息を入れて、小さな玉を作っています。

風船と同じで、最初の一息が少し大変ですが、

一度息が入ればあとは割りと楽に大きくすることができます。

 

続いて、ベンチの外から…。

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ガラスをきれいに吹いて大きくしていくには、

 竿を回してガラスが垂れないようにする必要があります。

初めての作業をする上、ガラスが柔らかくないと吹いて大きくできないので

最初はぎこちない様子でしたが、だんだん慣れて体がスムーズに動いていました。さすが!

 

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アシスタントの作業にも慣れてきました。

”くくり” を入れている右手が熱くなるのでパドル(木製の板)で熱を遮っています。

アシスタントをすることで、作業を間近に見られるので、たくさんの発見があるんですよ☆

 

今回は、息を入れて大きな玉を作ったあと ”くくり” を入れて徐冷炉に入れました。

来週は底を平らにしてから ”ポンテ” を取り、口を開いて器を制作します。

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西川慎先生が床に絵を描いて説明をしていたのですが、

「え~~~!一気にこんなにやることが増えるの!」

と講座生さんたちが苦笑いしている所を激写。

そうは言っていても、来年の3月の初級講座修了時にはこのことが

懐かしく思えるくらい、もっといろいろなことを学んでいると思いますよ♪

 

・  ・  ・  ・  ・

 

さて、ブログの最初にお知らせした加工のお話ですが…

 

今回新たに学んだのは、高圧の砂を吹き付けガラスの表面を削って 

”すりガラス” にする、サンドブラストの技法です。

皆さんにはガラスにシールやテープを貼ってデザインをしていただきました。

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いつもはガラスを削ったり磨いたりする加工室ですが、今日は少し雰囲気が違いますね。

 

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(左)雪だるまペーパーウエイトの目や口の部分にシールが貼ってあります。

(右)機械の中で砂を当てているところです。どんどんガラスが削れていきますよ~。

 

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(左)機械から取り出したところ。透明の部分がなくなって全体がすりガラスになりました!

(中)目や口のシールを剥がしているところです。どんな風になるのでしょう???

(右)完成!シールを貼っていた部分は、ガラスが透明のまま残っています。

 

ほかの講座生さんの作品も見てみましょう♪

左右を見比べて見てください。

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シールやテープを貼るというだけでも、これだけ個性豊かな仕上がりになりました。

初級講座では色ガラスを使わず透明のガラスで作品制作をするので、

この後の作品にもサンドブラストで模様を付けると変化があって楽しめますね。

 

最後に完成した作品を持って記念撮影!

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とてもいい写真が撮れました。

 

次回はいよいよ口を開いて器を製作します。

一気に難しくなるようですが、ペーパーウエイトで基礎を付けた皆さんならば大丈夫!

がんばりましょうね~~~♪♪  (S)

 

初級講座(6回目)

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初級講座(6回目)

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今回の課題は、

前回にひきつづき “くくり” の練習をしました。

 

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まずは紙リンでガラスの形を丸く整えて、

はし(吹きガラスの道具)を使って慎重にくくりを入れます。

くくりの練習をする講座さん…

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おや?よく見るとくくりが二ヶ所入っています。

 

近づいてみると…

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丸が二つくっついた形が出来上がっています。

一体何を作っているのでしょうか??

竿(鉄の棒)の付いている方が下になるのですが、

写真を回転させると…

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なんと、雪だるまです!

くくりの練習でガラスの雪だるまを作りました。とてもかわいらしいです!!

これからの季節にぴったりの作品ですね✧

次回、加工して持って帰れるので、

ガラスのクリスマス小物としてぜひ飾っていただきたいです♪

 

 

さて、次回はどんな課題が待っているのでしょうか。

お楽しみに…☆

                                   ( N )

 

初級講座(5回目)

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初級講座(5回目)

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今回の課題はガラスにくびれをつくる “くくり” の練習です。

 

“くくり” とは、 “はし” というガラス用の道具を使って

細いくびれを作品に付ける作業です。

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ガラスを竿に巻きとったそのままの状態では、竿に一番近い場所のガラスの直径が大きすぎて、

作品が完成した後、竿から切り離すことができません。

 

そこで、くくりを入れて衝撃に弱い細い部分を作っておき、

その部分に水をつけてヒビをいれ、より弱くした状態で叩いてガラスを切り離します。

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西川慎先生のデモが終了したら、いよいよ練習開始です!!

 

 

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“はし”という新しいガラスの道具を使い始めたので、

ひとつひとつ丁寧に道具の使い方やくくり方を覚えられていました。

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完成☆

 

ホットショップでの練習後、

今回からコールドショップ(加工室)でガラス作品の加工が始まりました! !

 

吹きガラス制作では、

ガラスの作品が真っ直ぐ立つように作品の底を削って加工をします。

加工室ではホットショップと違い、火を扱わないので火傷の心配はないのですが、

加工機で誤った使い方をするとガラスが割れて怪我をする怖れがあります。

十分に気をつけて作業しなければいけません。

 

始めに、西川慎先生から加工についての説明とデモがありました。

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やすりと同じように荒いものから細かいもので順番に削っていき、

最後はぴかぴかになるまで磨きあげていきます。

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今回は、今まで練習で作った作品の中から持って帰りたい作品を一つ選び

仕上げていきました。

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「どれにしようかな~」と真剣に選んでいる講座生さん✧

 

加工する作品が決まったら、いよいよ加工開始です。

 

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初めての加工なので、講座生の皆さんは

緊張しながら慎重に加工されていました。

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加工の途中でガラスが真っ直ぐ立っているか、

回転台の上で先生に確認をしてもらいます。

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講座生の皆さん、真剣な眼差しですね✧

 

 

出来上がりました~♪

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最後は講座生の皆さんと先生で記念撮影☆

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初めてのガラス作品が完成しました!!

 

吹きガラス講座では吹きガラス制作から加工までを学んでいきます。

これが一つのガラス作品を作り上げる工程となる為、

ガラス制作は一日では完成しません。

しかし、時間をかけてひとつひとつ丁寧に仕上げていくことで

愛着のある作品が出来上がります。

 

これからも、たくさんのガラス作品を作って大切にしていきましょうね♪

講座生の皆さん、来週もがんばりましょう!!

 

                            ( N )

 

 

初級講座(4回目)

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 初級講座(4回目)

今回は紙リン(濡らした新聞紙)の使い方を学ぶ為に、

再度ペーパーウェイト制作を行いました。

紙リンは、ガラスの形を整える上で無くてはならない、大切な道具です。

基本的な使い方を覚えることで、ガラス成形の技術が向上します。

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形を整える時は竿元から先端へ、少しずつ確実に行うことが重要です。

講座の回を増すごとに、ガラスが大きくなっています・・・

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そして今回は新しい泡の入れ方も教わりましたよ。

いつもは下玉のガラスに重層をふりかけて泡を作ります。

今回はピンサーでつついて、下玉にわざとへこみをつくります。

この状態でもう一層ガラスを巻くと、へこんだ部分が泡になります。

 新しい技法を教わりさっそくチャレンジ!

 

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ガラスにくくりを入れるのは、西川慎先生にお任せします。

次回から、講座生さんも始めるので見つめる眼差しが真剣です。

 

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池本美和先生のベンチでもくくっていますよ。

でかい!!

 

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完成ですよ~!!

立派な卵型のペーパーウェイトです☆

 

そして、さらに今回講座生さんが新しく学んだことは・・・

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アシスタントです!

紙リンをかけていると、ガラスにあたる面の新聞が焼けて煙が発生します。

この煙が目に染みるので、アシスタントはエアーで煙を飛ばします。(写真左)

 

もう一つ大事な仕事は、使った紙リンに水分を与えることです。

ずっと同じ紙リンを使っていると、ガラスの熱を吸収して熱く

なってくるので、紙リンをまるごとバケツの水の中に入れて水分を

与えると共に、冷ますことも必要です。(写真右)

 

今回の講座はここまでです。

次回は、ガラスにくびれをつくる「くくり」の作業と、加工を行いますよ☆(M)

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

(おまけ)

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加工待ちの卵たちがこんなに。

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