初級講座(15回目) ポンテの練習をしました!!

 吹きガラス初級講座15回目の様子をご紹介します♪

100220_11.jpg

前回に引き続きボウルの制作をした後に、

“ポンテ”を作る練習をしました!

 

“ポンテ”とはイタリア語で“橋渡し”という意味です。

 吹きガラスで制作する場合、始めに吹き竿を使ってグラスの下半分を作り、

グラスの底に新しい竿を付けて吹き竿から切り離します。

それから、グラスの飲み口になる上の部分を作ります。

 

この切り離す作業を吹きガラスでは“ポンテをとる”と言うのですが、 

その“ポンテ”を作る役割をアシスタントがします。

また一つアシスタントの作業が増えることになります!

 

始めに西川慎先生の“ポンテの作り方”のデモンストレーションがありました。

100220_1.jpg

まず、ポンテに使う竿に熔けたガラスを少量巻き取ります。

100220_2.jpg

100220_3.jpg

マーバーと言う鉄の台の上で、竿を回しながらガラスの形を整えます。

これで完成!!

 

簡単そうに見えますが

マーバーでガラスの形を整えることはとても難しいのです。

何度も練習してマーバーの使い方を覚えていきます。

今回は初めてのポンテを作る作業なので、一人ずつ練習をしました。

 

さあ、練習開始!!

100220_4.jpg

「はじめまーす♪」

 

100220_14.jpg

ゆっくりマーバーの上へ持ってきて、

100220_5.jpg 100220_6.jpg

慎重に竿を回して…

100220_8.jpg 100220_10.jpg

 

100220_7.jpg

「できたかな?」

 

100220_13.jpg

順番が終わっても熱心に練習している講座生さん♪

 

100220_12.jpg 

講座生の皆さんは真剣にポンテの練習をされていました。

皆さん初めての作業でしたが、きれいにポンテができていました。

来週は実際にポンテを作って、自分以外の人の作品のポンテをとる作業をします。

責任感も出てくるので少し緊張すると思いますが、

アシスタントをすることで吹きガラスが上達するので

来週もこの調子でがんばりましょうね♪

 

                           ( N )