吹きガラス初級講座15回目の様子をご紹介します♪

前回に引き続きボウルの制作をした後に、
“ポンテ”を作る練習をしました!
“ポンテ”とはイタリア語で“橋渡し”という意味です。
吹きガラスで制作する場合、始めに吹き竿を使ってグラスの下半分を作り、
グラスの底に新しい竿を付けて吹き竿から切り離します。
それから、グラスの飲み口になる上の部分を作ります。
この切り離す作業を吹きガラスでは“ポンテをとる”と言うのですが、
その“ポンテ”を作る役割をアシスタントがします。
また一つアシスタントの作業が増えることになります!
始めに西川慎先生の“ポンテの作り方”のデモンストレーションがありました。

まず、ポンテに使う竿に熔けたガラスを少量巻き取ります。


マーバーと言う鉄の台の上で、竿を回しながらガラスの形を整えます。
これで完成!!
簡単そうに見えますが
マーバーでガラスの形を整えることはとても難しいのです。
何度も練習してマーバーの使い方を覚えていきます。
今回は初めてのポンテを作る作業なので、一人ずつ練習をしました。
さあ、練習開始!!

「はじめまーす♪」

ゆっくりマーバーの上へ持ってきて、

慎重に竿を回して…


「できたかな?」

順番が終わっても熱心に練習している講座生さん♪
講座生の皆さんは真剣にポンテの練習をされていました。
皆さん初めての作業でしたが、きれいにポンテができていました。
来週は実際にポンテを作って、自分以外の人の作品のポンテをとる作業をします。
責任感も出てくるので少し緊張すると思いますが、
アシスタントをすることで吹きガラスが上達するので
来週もこの調子でがんばりましょうね♪
( N )
