吹きガラス講座」カテゴリーアーカイブ

吹きガラス中級講座①②回目「色付きグラス」(10期生 4月12・19日)

 吹きガラス中級講座①②回目「色付きグラス」(10期生 4月12・19日)

 

<吹きガラス中級講座①回目>

 

今年も中級講座が始まりました!!

中級講座から色ガラスを使って制作できる様になります。

1回目なので、まずは一色選んで頂いた色ガラスを、底になる部分につけてグラスを作りました。

最初に西川慎先生に、青色の色ガラスを使ってグラスを作って頂きました。

 

 

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グラスの底になる部分に、青色の色ガラスをつけます。

皆様真剣に見られています。

どんなグラスになるのか楽しみですね。

 

 

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グラス完成です!!

これからの季節にぴったりの、爽やかなグラスになりました。

 

 

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実際に講座生さんにも、色ガラスをつけて頂きました。

初めての色付けで、ドキドキですね。

 

  

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N様グラス完成です。

底に紫色の色ガラスが入っていて、落ち着いた印象のグラスに仕上がりました。

 

 

 <吹きガラス中級講座②回目>

 

2回目となる4月19日は、吹きガラスで竿を取り換える際に必要なポンテの練習をしました。

初級講座ではスタッフが作っていたポンテですが、中級講座になると

講座生さん同士で作って頂くようになります。

 

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初めに西川慎先生にお手本を作って頂きます。

 

 

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その後マンツーマンで先生方やスタッフがつき、

竿とマーバーを使って何度も練習しました。

流れを覚えるために、繰り返し練習します。

 

 

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お次は実際にガラスを竿に巻いて、ポンテを作っていきます。

S様お上手です。

 

 

 

ポンテを作るだけでは終わりません。

実際に吹き竿を使って、その後の流れの練習もします。

 

 

 

今回お届けしました中級講座1,2回目は、1色の色付きグラスと、ポンテの練習でしたが

次回の3回目からは2色の色ガラスを使って制作していきます!!

どうぞお楽しみに☆(K)

 

吹きガラス初級講座 第10期生修了式

吹きガラス初級講座 第10期生修了式

 

3月29日に、吹きガラス初級講座第10期生の皆様の

初級講座修了式がありました☆

 

ホットショップで初級講座最後の作品を制作した後に行われた修了式は

「修了証書の授与」から始まります。

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普段は「明るく楽しく!」初級講座ですが、修了式では少し真面目に…。

 

 修了証書授与の後は、講座中に撮影した写真をお配りしたり、

講座に入った感想をお伺いしながらスタッフも交えてお話をしました。

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 「ずっとガラスに憧れていて、講座に入ることで

やっとガラスに触れることができてとても嬉しい!」

「最初はうまくいかないこともあって無理かも…と思ったけれど

半年かけてだんだんと出来るようになるのを実感していった」

「失敗もあったけれど、こうしたらこうなるということが

毎回わかって発見があり楽しい」

 

…など、様々なご意見を頂きました。

普段こうやってじっくりと講座のご感想を伺う機会もあまりないので

修了式のあとのお話タイムではいつも講座生さんの

ことを知ることができて、スタッフも全員楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

さて、修了式もそろそろ…というタイミングで恒例の「デモ作品争奪戦!」が始まります。

新しい技法をご紹介するたびに講師の西川慎先生や池本美和先生

デモンストレーションで作品を制作されますが、修了式では

ご希望の作品を講座生の皆様にプレゼントしています。

 この争奪戦では、じゃんけんやあみだくじ、友好的な話し合いなど

様々な方法が期によって選ばれますが、10期生さんは「じゃんけん」!

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みなさん遠慮しつつも「これにしようかな~どうしようかな~」と

作品を選ぶ様子を撮影してみました☆

 

そして最後に修了証書を持ってパチリ!

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4月からの吹きガラス中級講座では色ガラスを使った技法のご紹介を始め、

また新しいガラスの技法をご紹介していきます。

10期生の皆様、これからもよろしくお願いします!

 

吹きガラス講座は毎年10月に開講します。

今年度開講の11期生講座も現在受講生を募集中です。

ご興味のあるかたはぜひお問い合わせ下さい。

ご見学も大歓迎です☆ (S)

吹きガラス初級講座⑫⑬回目「ボウル」(10期生 2月1日・8日)

吹きガラス初級講座⑫⑬回目「ボウル」(10期生 2月1日・8日)

 

またまた新しい工程を学びます。

球まで作ったら、グラスを制作した時と同じようにくくりまでしっかり温めます。

 

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ガラスが温まったら、吹き竿の穴を右掌で塞ぎながら

竿を傾けて、ガラスをつぶしていきます。

 

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講座生さんたちは、つぶれ具合を横から確認しています。

グラスを制作した時と、真逆の動きですね! 

 

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ポンテを取る前は、平たい形になっています。

お饅頭のような形になっていれば正解です☆

 

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口を開くときは、いつもよりさらに慎重に!

まずは、ハシの角度を斜めに構えて口が外側に開かないように気を付けます。

 

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こちらは初めて使う道具、「ウッドジャック」です。

木でできたハシなのですが、ボウルの底に当てて器の高さを低くしたり

丸みを作る時に必要です。

 

講座生さんたちも実践!!

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初めての、つぶす工程です。

吹き竿の穴を塞ぎ、竿も回さないといけないので大変!

しかも、講座生さんたちの位置からでは、ガラスのつぶれ具合が確認しづらいんです。

でも、何回もやっていくうちに、だんだんきれいな姿勢になってきました☆

 

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底をパドルで作る時は、優しく当てることがポイントです!

N様、落ち着いて底を作っています♪

 

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丸みのある、とってもきれいなボウルに仕上がりましたよーー!!

透明のガラスがキラキラして美しい♪

 

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A様、講座後に池本美和先生に質問中。

丁寧な解説に納得されていました☆

先生やスタッフがお答えしますので、

気になったことはどんどん質問してくださいね(^^)

 

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ボウルの加工を終えて、記念に一枚☆

それぞれに大きさや形が異なるボウルですが、

どれも使い易そ
うなボウルです。お家でご活用下さいね♪

 

次回は、お皿の制作です!

ボウルの口をさらに開いて大きくしていきますよ。

ご自分で竿を回せるようになってきた皆様、来週はたくさん竿を回しますよ☆

頑張りましょう♪  (M)

吹きガラス初級講座⑨⑩「グラス」 (10期生 12月14・21日)

吹きガラス初級講座⑨⑩「グラス」 (10期生 12月14・21日)

 

 

<吹きガラス初級講座⑨回目>

 

球まで制作したら、ガラスをグローリーホールで暖めます。

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くくりを入れたところまでしっかり入ります。

 

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ガラスが暖まったら、竿を下に向けて伸ばします。

この工程でグラスの高さが決まるので、欲しい長さになるまで

暖める→伸ばす、を繰り返します。

 

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球の形から一変しました!

 

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欲しい長さになったら、今度は底を作ります。

この時暖める場所は、ガラスの先端だけです!

 

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グラスの底を作る際はパドルを使います。

最初は優しくあてて、位置が定まったらしっかりあてることがポイントです☆

 

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ポンテをとった後は、口元を開きます!

飲み口になる部分は最初は小さい穴の状態ですが、

ハシを使って少しずつ 開いていくと、立派な飲み口になりました♪

 

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持ち心地の良さそうなグラスが完成しました☆大きさも使いやすそう!

西川慎先生、さすがです!

 

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講座生さんたちは、まずはガラスが付いていない竿を使って

ガラスを伸ばす工程の練習をします。

竿を下に向ける時に、手を持ち替える必要があるので、

少し慣れておきましょう☆

 

 

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ガラスを伸ばす工程、練習した成果が出ました!

ガラスのセンターをしっかり見ながら伸ばせましたよ☆

 

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制作される姿勢も、カッコいいですね!

着実に成長されていることが、写真からも伝わってきます☆

 

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制作後は、器の加工を行いました。

器の開き具合についてお話中・・・

作品を通して会話が広がるのは素敵なことです(^v^)

 

——————-

 

<吹きガラス初級講座⑩回目> 

 

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この日は、前回の復習で再度グラスを制作しました☆

N様は前回よりも大きなグラスご希望!

たくさんガラスを巻き取りました。

 

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通算3回目のポンテ!

まだまだ緊張されている様子ですが、竿をしっかりまわして

付いてきて下さっています。

 

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グラス完成♪

ポンテに水を付ける位置は、良い場所を見つけられる様になりました!

 

 

制作が終わったら、クリスマスが近いので

ご自身で制作された雪だるまにサンドブラストを施し、すりガラス模様をつくりましたよ☆

 

A様、N様はデザインカッターを使って

目や口の模様を付けました☆

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A様作 雪だるま(マフラー付き)

 

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N様作 雪だるま(ボタン付き)

 

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S様は、未来館オリジナルシールを使って制作中・・・

中の泡も見えるように、透明とすりガラスのバランスを考えました☆

   

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初のグラス、サンドブラスト作品と一緒に!

お正月にはこちらのグラスを使って、是非乾杯してくださいね♪ 

   

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そして、年内最後の初級講座ということで

グローリーホールの余熱を利用して、焼き芋パーティをしました!

水分を飛ばさない方法で作られた焼き芋は、中までホクホクでした☆

 

さて、来年はポット交換のため講座の始まりが月末になります。

新しい窯、熔けたてのガラスで初制作!楽しみにしてて下さいねー♪♪  (M)

吹きガラス上級講座(平成25年12月7日)

吹きガラス上級講座(平成25年12月7日)

 

吹きガラス上級講座ではオリジナルのデザインで

作品制作をすることができ、季節アイテムを

制作される講座生さんもいらっしゃいます。

 

今回は 『クリスマスツリー』 を制作されたY様♪

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下は六角形になっています。

ツリーの上に何か飾りを置いても可愛い!

 

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まずは、ツリーのベースとなるグリーンを全体に付けて…

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 ガラスのパーツを暖めてガラス本体に付けることでツリーの飾りになります。

これからのシーズンに活躍しそうですね♪

 

こちらは最近色違いのシリーズを制作されているO様。

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大きなお皿が完成!たくさん人が集まるお正月にも使えそうです。

 

ここ最近はガラス製のスピーカーを作るために試行錯誤されていたS様。

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スピーカー用のガラス生地は出来上がったということで、

今回はシンプルなグラスを制作されました。

手になじむ大きさでとても使い易そうです。

 

S様もグラスを制作されました。

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前回は同じ形の色違いを制作されたのでセットで使えるグラスになりました。

前回は薄紫で今回はブルーのセットとなり、

落ち着いた色合いなので並べて飾るのもよさそうです。

 

最後にO様。

「ひょうたんのような形にしたい!」とデザインし制作されました。

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とてもかわいいひょうたん形の花器が完成!

ぽっこりした形が素敵です。

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そして全員で「かんせ~~~い!」大集合写真です。

年末が近づくと今年最後の吹きガラスとなる講座生の方もいらっしゃるので

「また来年もよろしく!」「よいお年を♪」といった声が飛び交いつつ終了しました。

 

楽しみながらも真面目に制作をする後ろで

きれいに並んで座っていた皆さんを写真撮影してみました。

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多少メンバーは変わっていますが、Y様は座っている「フリ」をしているのです…

わかるでしょうか?

 

さて、今回のベストショットです。

タイトル  『ペアルック』

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西川慎先生とO様が未来館オリジナルTシャツだけではなく

インナーのTシャツやジーンズまで、偶然全て同じ配色でコーディネート!

オリジナルTシャツの種類が一緒になることはよくあるのですが、

その他の配色も一緒になることはめったにないので

「すごい確率だね~!」と盛り上がりました。

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そして、Tシャツの種類は違いますが、偶然にも私も同じ配色…後姿はお揃いです♪

 

吹きガラス上級講座も、今年は残す所あと2回!

事故や怪我のないように楽しい講座にしたいですね。 (S)

吹きガラス初級講座⑦「吹く」 (10期生 11月30日)

吹きガラス初級講座⑦「吹く」 (10期生 11月30日)

 

吹きガラス初級講座7回目は、いよいよ「吹く」工程を学びます☆

西川慎先生のお手本を見てみましょう。

 

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ガラスを巻く竿は、今まで使っていた無垢の竿から

ストローのように穴の空いた竿を使います。

まずは、作品の核になる「下玉」を作ります。

風船を膨らませるように、勢いよく息を吹き込むのがポイントです☆

 

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下玉にガラスをさらに巻いて大きくしました!

 

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丸い形にするために、吹き方も様々です。

ベンチに竿を置いて吹いたり、竿を斜め立てかけて吹いたり、

ガラスの形や温度に合わせて変えていきます。

 

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程よい大きさに吹けたら、くくりを入れます。

 

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ペーパーウェイトを制作した時とは違い、

今後は吹くことで作品を大きくしていくので、

ガラス全体の厚みを見なければいけません。

吹きすぎても、吹かなさ過ぎてもダメなのです!

 

 

講座生さん、まずは初めての「吹く」工程をやってみましょう☆

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最初の一吹きめは、ガラスのかたまりに息を入れるので

なかなか大変!!

しっかり竿を詰まらせるイメージで、息が漏れないように吹きます。

 

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下玉にガラスを巻いて吹いていくと、こんなに大きくなりました!

 

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記念すべき、初ブロー♪ ガラスの厚みを確認します。

 

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くくりを入れる際は、くくりが竿の上にならないように

気を付けながら行います。

 

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ガラスを吹く時は、ベンチの中で吹く位置があります。

作業中はいつも右端に寄っていますが、

吹くときは左側に移動して、竿は出来るだけ水平にします。 

 

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きれいな球ができました☆

 

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実践だけでなく、他の講座生さんの制作をよく見ながら

イメージトレーニングも欠かしません!

 

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こちらもきれいな球ができました♪ 思わず笑顔☆

 

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講座生さん達に伺った、制作中に一番難しいところが

作品に水を付ける工程だということなので

一番良いポイントを、池本美和先生から教わりながら行いました。

 

駆け足で進んでいく講座ですが、今行っている工程はどの作品でも

必要な工程になりますので、制作をしながらだんだんと体が慣れて覚えていきます!

 

今回は球を作って完成でしたが、次回からはいよいよ器の制作に入ります☆

 ご自宅で使える器が完成すると楽しさが倍増すると思いますので、

楽しみにしててくださいね♪   (M)

吹きガラス初級講座⑥「くくり2回目」 (10期生 11月16日)

吹きガラス初級講座⑥「くくり2回目」 (10期生 11月16日)

 

  

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まずは、シンプルな卵形のペーパーウェイトを制作しました。

何度も作っている形なので、皆様スムーズに制作されます☆

 

今回は、さらにくくりの練習も兼ねて、

雪だるまの形のペーパーウェイトも制作しましたよ♪

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雪だるまの形にする為に、いつも竿元にいれるくくりと

胴体と頭を分けるためのくくりと、二ヶ所入れました☆

 

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前回習った、水をつける動きもばっちり!!

泡が入った雪だるま☆バランスもばっちり!!

 

 

そして、次回からはいよいよ「吹く」工程を行います。

西川慎先生のデモンストレーションを見て、予習します。

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竿は今まで使っていた無垢のものではなく、穴が空いた「吹き竿」を使います。

ガラスを二回巻いて、大きく膨らませていきます。

吹き方は、ガラスの形や大きさに合わせて使い分けます。

 

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ガラスを丸く吹けたら、仕上げのくくりを入れて完成です☆

 

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制作が終わったら、加工も行いました♪

とても順調に加工が進んだので、

二つずつペーパーウェイトの底を磨いて仕上げました。

 

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講座生さん達は磨きあがった作品を見て、

「すごくきれい☆」と、嬉しそうに話して下さったのが印象的でした♪

次回は、雪だるまのペパーウェイトがお持ち帰りできます!

今の時期にとても合うと思いますので、是非飾って下さいね☆   (M)

吹きガラス初級講座⑤「加工」 (10期生 11月9日)

吹きガラス初級講座⑤「加工」 (10期生 11月9日)

 

前回、竿からガラスを切り離すための「くくり」を勉強しました。

今回は、くくりに水を付けて、竿から切り離すまでの工程を習います。

 

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作品が完成したら、ピンサーで水をすくい上げます。

ピンサーの内側には、浅い溝があって少量の水がすくえるつくりになっています。

 

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すくった水を作品本体にかけないように、注意しながらくくり部分に付けます。

熱いガラスに冷たい水が付くことで

そこだけにヒビが入って、軽く衝撃を与えるだけで

竿から作品が切り離せるようになります。

 

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講座生さんも実践してみます☆

作品本体に水が付くと、割れてしまうかもしれないので要注意です!

池本美和先生から、「ここです!」と水を付けるポイントを教えて頂きます。

 

制作が終わったら、今回から「加工」も行います。

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徐冷炉から出てきたばかりの作品は、底が平らではないため自立できません。

作品を自立させるには、必ず底を削って磨く、加工が必要になります。

 

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まずは加工機の説明を、西川慎先生から教わります☆

加工中は、作品がまっすぐに立っているか確認するために、回転台に乗せます。

 

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#100番手から削り始めて、#240番手→#500番手→パミス→セリウム

の工程を経て、ガラスはつるつるに磨かれます☆

加工を始める前の作品と見比べると、違いは歴然です!

 

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講座生さんも実践してみましょう♪

最初は先生方と一緒にガラスを削ります。

加工機に直接指が当たらないように、気を付けてくださいね!!

 

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回転台の中心に作品を乗せて、回しながらぐらつきがないか確認します。

 

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板ガラスの上に#500番手の砂と、洗剤水を混ぜて作品の底を磨ります。

正しく磨れている時は、「ショリショリ・・・」と心地よい音が聴こえます。

 

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パミス(左)→セリウム(右)の工程を経て・・・

 

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初めての加工、終了です☆

皆様、西川慎先生の説明をこまめにメモされ、

加工も丁寧に行ってくださいました♪

ご自身で、制作から加工まで行われると、作品により愛着が湧きますね!(^^)!

 

今後は、「磨く」以外の加工もご紹介していきますよ☆   (M)

吹きガラス初級講座④「くくり」 (10期生 10月26日)

 吹きガラス初級講座④「くくり」 (10期生 10月26日)

 

今回は竿からガラスを切り離す際に必要な「くくり」を行います。

はし(ジャック)という道具を使ってガラスの竿に近い部分を

細くしていき、最後に水を付けて竿から切り離します。

 

これまでベンチの出入りやガラスを巻いて紙りんをかけていましたが、

いよいよ作品を仕上げるところまで進んで来ました。

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姿勢がいいので、ガラスにも無理なく力が伝わっています。

 

10期生の皆様は、静かなる闘志が湧いているとても熱心な方ばかりで、

下の写真のように、他の方が制作しているときに

手元を見ては「あそこはこうで…」とご自分でも手を動かしていました。

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この「よく見る」ということと、実際に自分がやっているつもりで

イメージトレーニングを行うことはとても大切なんですよ。

 

最後は、いつものように次回の説明で締めくくります。 

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次回はくくったガラスの細い部分に水を付けて、

徐冷炉に入れるために竿を叩いてガラスを切り離します。

また新しい動きですが、少しずつ出来ることを増やして行っているので

無理なく皆さんが上達しているのが分かります。

 

もう少ししたら「吹く」作業も入りより一層吹きガラスらしい

工程になります。お楽しみに! (S)

 

 

 

吹きガラス上級講座(平成25年10月26日)

吹きガラス上級講座(平成25年10月26日)

 

今日の講座は吹きガラス講座の第9期生の皆様が

中級講座を修了して初めて臨む上級講座です。

これまではある程度課題となる技法がある中で制作を行っていましたが、

上級講座になると自由制作となるので講座前のデザインタイムは

「こういうのを作ってみたかった!」と盛り上がりました。

 

まずは9期生の皆様から…

O様は、色の付いたガラス種を下玉にぐるぐると巻き付けて

海をイメージした3色のグラデーションで一輪挿しを制作しました。

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下から上に向けてブルーからグリーンに変化する色がきれいな作品です。

 

S様はシンプルなボウルを制作。

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型吹きで表情を付けてシンプルながらもガラスの透明感が綺麗な作品です。

 

N様は底にガラスのたっぷりたまったペン立てです。

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一輪挿しとしても使える作品で、

「上級講座生になったら作りたい」と思っていたとのこと。

かわいい作品が出来ました☆

 

初めての上級講座でしたが、これまでの講座で何回か

顔を合わせたことのある上級講座生の方も多く

話も弾んでいた様子でした。

上級講座では色々な期の講座生さんとお話したり

制作を見ることで新たな技法を知り、学ぶことができるので

今回から上級講座生になられた9期生さんも

どんどん素敵な作品を制作されると思うので、とても楽しみです。

 

そして他の上級の方々の様子は…

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白地にブルーが美しい花器を作られたS様。

ご家族からのリクエストで制作されることも多く、

様々なデザインの作品を制作されています。

 

 いつも自然な美しい作品を制作されるT様。

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いつも自然体でオリジナルの作品を制作されていて

作品ものびのびとしています。

 

 ご夫婦で講座生のY様。 

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ご主人のT様はお皿を、奥様のH様は盃を制作されました。

何枚か制作してセットにしてご家族でご使用されると仰っていました。

 

O様の制作中は、偶然にも男性陣ばかりのアシスタントで

思わず写真撮影してしまいました♪ 紅一点!!

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O様は最近色違いでシリーズで大き目のお皿を制作されています。

今回もブルーがきれいなお皿が完成!

 

毎年秋になると新メンバーが加わって上級講座も賑やかになります。

お互い刺激し合って新たな作品が生まれる様子を

いつも楽しみにして応援しています。

 

年明けには今回初参加した9期生さんの

「中級講座修了展」も開催されます。ぜひご高覧下さい。 (S)