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吹きガラス初級講座⑫⑬回目「ボウル」(10期生 2月1日・8日)

吹きガラス初級講座⑫⑬回目「ボウル」(10期生 2月1日・8日)

 

またまた新しい工程を学びます。

球まで作ったら、グラスを制作した時と同じようにくくりまでしっかり温めます。

 

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ガラスが温まったら、吹き竿の穴を右掌で塞ぎながら

竿を傾けて、ガラスをつぶしていきます。

 

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講座生さんたちは、つぶれ具合を横から確認しています。

グラスを制作した時と、真逆の動きですね! 

 

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ポンテを取る前は、平たい形になっています。

お饅頭のような形になっていれば正解です☆

 

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口を開くときは、いつもよりさらに慎重に!

まずは、ハシの角度を斜めに構えて口が外側に開かないように気を付けます。

 

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こちらは初めて使う道具、「ウッドジャック」です。

木でできたハシなのですが、ボウルの底に当てて器の高さを低くしたり

丸みを作る時に必要です。

 

講座生さんたちも実践!!

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初めての、つぶす工程です。

吹き竿の穴を塞ぎ、竿も回さないといけないので大変!

しかも、講座生さんたちの位置からでは、ガラスのつぶれ具合が確認しづらいんです。

でも、何回もやっていくうちに、だんだんきれいな姿勢になってきました☆

 

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底をパドルで作る時は、優しく当てることがポイントです!

N様、落ち着いて底を作っています♪

 

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丸みのある、とってもきれいなボウルに仕上がりましたよーー!!

透明のガラスがキラキラして美しい♪

 

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A様、講座後に池本美和先生に質問中。

丁寧な解説に納得されていました☆

先生やスタッフがお答えしますので、

気になったことはどんどん質問してくださいね(^^)

 

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ボウルの加工を終えて、記念に一枚☆

それぞれに大きさや形が異なるボウルですが、

どれも使い易そ
うなボウルです。お家でご活用下さいね♪

 

次回は、お皿の制作です!

ボウルの口をさらに開いて大きくしていきますよ。

ご自分で竿を回せるようになってきた皆様、来週はたくさん竿を回しますよ☆

頑張りましょう♪  (M)

吹きガラス初級講座⑨⑩「グラス」 (10期生 12月14・21日)

吹きガラス初級講座⑨⑩「グラス」 (10期生 12月14・21日)

 

 

<吹きガラス初級講座⑨回目>

 

球まで制作したら、ガラスをグローリーホールで暖めます。

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くくりを入れたところまでしっかり入ります。

 

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ガラスが暖まったら、竿を下に向けて伸ばします。

この工程でグラスの高さが決まるので、欲しい長さになるまで

暖める→伸ばす、を繰り返します。

 

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球の形から一変しました!

 

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欲しい長さになったら、今度は底を作ります。

この時暖める場所は、ガラスの先端だけです!

 

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グラスの底を作る際はパドルを使います。

最初は優しくあてて、位置が定まったらしっかりあてることがポイントです☆

 

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ポンテをとった後は、口元を開きます!

飲み口になる部分は最初は小さい穴の状態ですが、

ハシを使って少しずつ 開いていくと、立派な飲み口になりました♪

 

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持ち心地の良さそうなグラスが完成しました☆大きさも使いやすそう!

西川慎先生、さすがです!

 

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講座生さんたちは、まずはガラスが付いていない竿を使って

ガラスを伸ばす工程の練習をします。

竿を下に向ける時に、手を持ち替える必要があるので、

少し慣れておきましょう☆

 

 

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ガラスを伸ばす工程、練習した成果が出ました!

ガラスのセンターをしっかり見ながら伸ばせましたよ☆

 

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制作される姿勢も、カッコいいですね!

着実に成長されていることが、写真からも伝わってきます☆

 

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制作後は、器の加工を行いました。

器の開き具合についてお話中・・・

作品を通して会話が広がるのは素敵なことです(^v^)

 

——————-

 

<吹きガラス初級講座⑩回目> 

 

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この日は、前回の復習で再度グラスを制作しました☆

N様は前回よりも大きなグラスご希望!

たくさんガラスを巻き取りました。

 

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通算3回目のポンテ!

まだまだ緊張されている様子ですが、竿をしっかりまわして

付いてきて下さっています。

 

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グラス完成♪

ポンテに水を付ける位置は、良い場所を見つけられる様になりました!

 

 

制作が終わったら、クリスマスが近いので

ご自身で制作された雪だるまにサンドブラストを施し、すりガラス模様をつくりましたよ☆

 

A様、N様はデザインカッターを使って

目や口の模様を付けました☆

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A様作 雪だるま(マフラー付き)

 

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N様作 雪だるま(ボタン付き)

 

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S様は、未来館オリジナルシールを使って制作中・・・

中の泡も見えるように、透明とすりガラスのバランスを考えました☆

   

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初のグラス、サンドブラスト作品と一緒に!

お正月にはこちらのグラスを使って、是非乾杯してくださいね♪ 

   

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そして、年内最後の初級講座ということで

グローリーホールの余熱を利用して、焼き芋パーティをしました!

水分を飛ばさない方法で作られた焼き芋は、中までホクホクでした☆

 

さて、来年はポット交換のため講座の始まりが月末になります。

新しい窯、熔けたてのガラスで初制作!楽しみにしてて下さいねー♪♪  (M)

吹きガラス上級講座(平成25年12月7日)

吹きガラス上級講座(平成25年12月7日)

 

吹きガラス上級講座ではオリジナルのデザインで

作品制作をすることができ、季節アイテムを

制作される講座生さんもいらっしゃいます。

 

今回は 『クリスマスツリー』 を制作されたY様♪

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下は六角形になっています。

ツリーの上に何か飾りを置いても可愛い!

 

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まずは、ツリーのベースとなるグリーンを全体に付けて…

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 ガラスのパーツを暖めてガラス本体に付けることでツリーの飾りになります。

これからのシーズンに活躍しそうですね♪

 

こちらは最近色違いのシリーズを制作されているO様。

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大きなお皿が完成!たくさん人が集まるお正月にも使えそうです。

 

ここ最近はガラス製のスピーカーを作るために試行錯誤されていたS様。

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スピーカー用のガラス生地は出来上がったということで、

今回はシンプルなグラスを制作されました。

手になじむ大きさでとても使い易そうです。

 

S様もグラスを制作されました。

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前回は同じ形の色違いを制作されたのでセットで使えるグラスになりました。

前回は薄紫で今回はブルーのセットとなり、

落ち着いた色合いなので並べて飾るのもよさそうです。

 

最後にO様。

「ひょうたんのような形にしたい!」とデザインし制作されました。

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とてもかわいいひょうたん形の花器が完成!

ぽっこりした形が素敵です。

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そして全員で「かんせ~~~い!」大集合写真です。

年末が近づくと今年最後の吹きガラスとなる講座生の方もいらっしゃるので

「また来年もよろしく!」「よいお年を♪」といった声が飛び交いつつ終了しました。

 

楽しみながらも真面目に制作をする後ろで

きれいに並んで座っていた皆さんを写真撮影してみました。

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多少メンバーは変わっていますが、Y様は座っている「フリ」をしているのです…

わかるでしょうか?

 

さて、今回のベストショットです。

タイトル  『ペアルック』

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西川慎先生とO様が未来館オリジナルTシャツだけではなく

インナーのTシャツやジーンズまで、偶然全て同じ配色でコーディネート!

オリジナルTシャツの種類が一緒になることはよくあるのですが、

その他の配色も一緒になることはめったにないので

「すごい確率だね~!」と盛り上がりました。

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そして、Tシャツの種類は違いますが、偶然にも私も同じ配色…後姿はお揃いです♪

 

吹きガラス上級講座も、今年は残す所あと2回!

事故や怪我のないように楽しい講座にしたいですね。 (S)

吹きガラス初級講座⑥「くくり2回目」 (10期生 11月16日)

吹きガラス初級講座⑥「くくり2回目」 (10期生 11月16日)

 

  

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まずは、シンプルな卵形のペーパーウェイトを制作しました。

何度も作っている形なので、皆様スムーズに制作されます☆

 

今回は、さらにくくりの練習も兼ねて、

雪だるまの形のペーパーウェイトも制作しましたよ♪

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雪だるまの形にする為に、いつも竿元にいれるくくりと

胴体と頭を分けるためのくくりと、二ヶ所入れました☆

 

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前回習った、水をつける動きもばっちり!!

泡が入った雪だるま☆バランスもばっちり!!

 

 

そして、次回からはいよいよ「吹く」工程を行います。

西川慎先生のデモンストレーションを見て、予習します。

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竿は今まで使っていた無垢のものではなく、穴が空いた「吹き竿」を使います。

ガラスを二回巻いて、大きく膨らませていきます。

吹き方は、ガラスの形や大きさに合わせて使い分けます。

 

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ガラスを丸く吹けたら、仕上げのくくりを入れて完成です☆

 

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制作が終わったら、加工も行いました♪

とても順調に加工が進んだので、

二つずつペーパーウェイトの底を磨いて仕上げました。

 

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講座生さん達は磨きあがった作品を見て、

「すごくきれい☆」と、嬉しそうに話して下さったのが印象的でした♪

次回は、雪だるまのペパーウェイトがお持ち帰りできます!

今の時期にとても合うと思いますので、是非飾って下さいね☆   (M)

吹きガラス初級講座⑤「加工」 (10期生 11月9日)

吹きガラス初級講座⑤「加工」 (10期生 11月9日)

 

前回、竿からガラスを切り離すための「くくり」を勉強しました。

今回は、くくりに水を付けて、竿から切り離すまでの工程を習います。

 

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作品が完成したら、ピンサーで水をすくい上げます。

ピンサーの内側には、浅い溝があって少量の水がすくえるつくりになっています。

 

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すくった水を作品本体にかけないように、注意しながらくくり部分に付けます。

熱いガラスに冷たい水が付くことで

そこだけにヒビが入って、軽く衝撃を与えるだけで

竿から作品が切り離せるようになります。

 

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講座生さんも実践してみます☆

作品本体に水が付くと、割れてしまうかもしれないので要注意です!

池本美和先生から、「ここです!」と水を付けるポイントを教えて頂きます。

 

制作が終わったら、今回から「加工」も行います。

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徐冷炉から出てきたばかりの作品は、底が平らではないため自立できません。

作品を自立させるには、必ず底を削って磨く、加工が必要になります。

 

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まずは加工機の説明を、西川慎先生から教わります☆

加工中は、作品がまっすぐに立っているか確認するために、回転台に乗せます。

 

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#100番手から削り始めて、#240番手→#500番手→パミス→セリウム

の工程を経て、ガラスはつるつるに磨かれます☆

加工を始める前の作品と見比べると、違いは歴然です!

 

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講座生さんも実践してみましょう♪

最初は先生方と一緒にガラスを削ります。

加工機に直接指が当たらないように、気を付けてくださいね!!

 

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回転台の中心に作品を乗せて、回しながらぐらつきがないか確認します。

 

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板ガラスの上に#500番手の砂と、洗剤水を混ぜて作品の底を磨ります。

正しく磨れている時は、「ショリショリ・・・」と心地よい音が聴こえます。

 

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パミス(左)→セリウム(右)の工程を経て・・・

 

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初めての加工、終了です☆

皆様、西川慎先生の説明をこまめにメモされ、

加工も丁寧に行ってくださいました♪

ご自身で、制作から加工まで行われると、作品により愛着が湧きますね!(^^)!

 

今後は、「磨く」以外の加工もご紹介していきますよ☆   (M)

吹きガラス初級講座④「くくり」 (10期生 10月26日)

 吹きガラス初級講座④「くくり」 (10期生 10月26日)

 

今回は竿からガラスを切り離す際に必要な「くくり」を行います。

はし(ジャック)という道具を使ってガラスの竿に近い部分を

細くしていき、最後に水を付けて竿から切り離します。

 

これまでベンチの出入りやガラスを巻いて紙りんをかけていましたが、

いよいよ作品を仕上げるところまで進んで来ました。

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姿勢がいいので、ガラスにも無理なく力が伝わっています。

 

10期生の皆様は、静かなる闘志が湧いているとても熱心な方ばかりで、

下の写真のように、他の方が制作しているときに

手元を見ては「あそこはこうで…」とご自分でも手を動かしていました。

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この「よく見る」ということと、実際に自分がやっているつもりで

イメージトレーニングを行うことはとても大切なんですよ。

 

最後は、いつものように次回の説明で締めくくります。 

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次回はくくったガラスの細い部分に水を付けて、

徐冷炉に入れるために竿を叩いてガラスを切り離します。

また新しい動きですが、少しずつ出来ることを増やして行っているので

無理なく皆さんが上達しているのが分かります。

 

もう少ししたら「吹く」作業も入りより一層吹きガラスらしい

工程になります。お楽しみに! (S)

 

 

 

吹きガラス上級講座(平成25年10月26日)

吹きガラス上級講座(平成25年10月26日)

 

今日の講座は吹きガラス講座の第9期生の皆様が

中級講座を修了して初めて臨む上級講座です。

これまではある程度課題となる技法がある中で制作を行っていましたが、

上級講座になると自由制作となるので講座前のデザインタイムは

「こういうのを作ってみたかった!」と盛り上がりました。

 

まずは9期生の皆様から…

O様は、色の付いたガラス種を下玉にぐるぐると巻き付けて

海をイメージした3色のグラデーションで一輪挿しを制作しました。

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下から上に向けてブルーからグリーンに変化する色がきれいな作品です。

 

S様はシンプルなボウルを制作。

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型吹きで表情を付けてシンプルながらもガラスの透明感が綺麗な作品です。

 

N様は底にガラスのたっぷりたまったペン立てです。

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一輪挿しとしても使える作品で、

「上級講座生になったら作りたい」と思っていたとのこと。

かわいい作品が出来ました☆

 

初めての上級講座でしたが、これまでの講座で何回か

顔を合わせたことのある上級講座生の方も多く

話も弾んでいた様子でした。

上級講座では色々な期の講座生さんとお話したり

制作を見ることで新たな技法を知り、学ぶことができるので

今回から上級講座生になられた9期生さんも

どんどん素敵な作品を制作されると思うので、とても楽しみです。

 

そして他の上級の方々の様子は…

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白地にブルーが美しい花器を作られたS様。

ご家族からのリクエストで制作されることも多く、

様々なデザインの作品を制作されています。

 

 いつも自然な美しい作品を制作されるT様。

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いつも自然体でオリジナルの作品を制作されていて

作品ものびのびとしています。

 

 ご夫婦で講座生のY様。 

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ご主人のT様はお皿を、奥様のH様は盃を制作されました。

何枚か制作してセットにしてご家族でご使用されると仰っていました。

 

O様の制作中は、偶然にも男性陣ばかりのアシスタントで

思わず写真撮影してしまいました♪ 紅一点!!

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O様は最近色違いでシリーズで大き目のお皿を制作されています。

今回もブルーがきれいなお皿が完成!

 

毎年秋になると新メンバーが加わって上級講座も賑やかになります。

お互い刺激し合って新たな作品が生まれる様子を

いつも楽しみにして応援しています。

 

年明けには今回初参加した9期生さんの

「中級講座修了展」も開催されます。ぜひご高覧下さい。 (S)

吹きガラス初級講座③「紙りん」 (10期生 10月19日)

吹きガラス初級講座③「紙りん」 (10期生 10月19日)

 

今回は「紙りん」を使ってガラスの形を整えて、

初心のようなたまごの形のかたまりを作ります。

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熔けたガラスの柔らかさや、道具に触れて冷めてからの硬さとの違いに驚きがありました。

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熔けたガラスがついたら竿を回す手を止めてはいけないのが吹きガラスの鉄則!

初めて行う「紙りん」の作業と同時に、これまで何度も繰り返した

竿を回しながらベンチの出入りを行い少しずつスキルアップしています☆

 

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今回はひとりで3つの「たまご」が出来ました。

最初の作品は今後上達したらもう作れない、いい雰囲気があるので

ぜひぜひ大切にしていただきたいです。

 

最後に、次回の講座で行う「くくり」の予習

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ガラスを竿から切り離して作品にするために、切り離しの部分「くくり」を入れます。

次回もがんばりましょ~~!!(S) 

吹きガラス初級講座② (10期生 10月12日)

吹きガラス初級講座② (10期生 10月12日)

 

吹きガラス初級講座2回目です。

ガラスを巻き取る為の「竿」と呼ばれる道具の持ち方や、

竿を持ちながらベンチの出入りの練習を行いました。

  

ガラスの付いていない竿を持って、実際に竿を持ってみました。

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竿を持ってホットショップの中を大行進!

不思議な光景ですが吹きガラスでの体の動きは普段の生活では

しない動きなので、こうやって少しずつ体を慣らしていきます。

 

次に、ベンチの出入りの練習をします。

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まずは西川慎先生からベンチに座る場所や

出入りする際の竿の動きなどを説明してもらいます。

 

ベンチの出入りだけでも最初は難しく、皆さんも緊張気味でした。

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次回行う「紙りん」を持ってイメージトレーニングも行います。

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姿勢が良くていい感じ♪

 

竿を持ってベンチの出入りがひと段落したら、

今回は更にもう一歩先へ進みます。

「熔けたガラスを巻き取る」ために、まずは溶解炉と

似た状況を作って巻き取る動作を練習します。

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溶解炉は1200℃近い温度でガラスが熔けているので、

万が一にもやけどをしないようにここは慎重に練習を重ねます。

 

 そしていよいよ実際にガラスを巻き取ります!

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熱いガラスに臆することなく落ち着いてガラスを巻き取っています。

事前練習が効いていますね☆

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ガラスを巻き取った後は竿が焼けて熱くなっている為、

「パイプクーラー」で竿に水をかけて冷まします。

 

今回はここまで。

次回は、「紙りん」を使って実際にガラスの形を整えていきます。

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お楽しみに~~! (S)

第10期 吹きガラス初級講座が始まりました!

第10期 吹きガラス初級講座が始まりました!

 

今回の第10期は女性が3名です。

講師はM.Mグラススタジオの西川慎先生と池本美和先生です。

 

まずは開講式としてスタッフ紹介や皆様の自己紹介を行いました。

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第1回目は初対面同士の緊張感がバリバリと…。

何回も来ていただくうちに同じメンバー同士の連帯感が生まれ、

和気あいあいとした雰囲気になるのでこの感じもスタート時ならでは。

 

自己紹介の後は、早速吹きガラスを行う「ホットショップ」に移動し、

設備の説明と簡単なデモンストレーションを行いました。

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デモを進める内に、見学中の10期生さんたちが前のめりになり、

最終的に立ち見に♪

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初めて間近で見る熔けたガラスの形が変わる様子に皆さん興味津々です。

 

デモが終わり次は実際にガラスを触ってみることになりました!

誰からするか…じゃんけんぽん!

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ピンサー(吹きガラス用の大きなピンセット)で

柔らかいガラスをつまんだりねじったり…。

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巻きたてのガラスはとても柔らかくて常に動いています。

いつガラスに触れるかタイミングを見計らうのが難しくて

最初は戸惑いがちでしたが、

最後には器のような形になってスタッフもびっくりしました。

 

次回からは竿を持って実際に吹きガラスの作業で

必要な動きを学んでいきます。

10月は毎週開催されるので、ご興味のある方は

ぜひご見学にお越しください。 (S)